中山道とは江戸時代の五街道のひとつで、江戸と京都を結んだもの。参勤交代や大名・皇族のお輿入れにも盛んに利用されました。中山道には69カ所の宿場が置かれ、そのうち11宿が木曽にあります。その中でも馬籠宿(まごめじゅく)・妻籠宿(つまごじゅく)・奈良井宿(ならいじゅく)は今も当時の面影を色濃く残し、観光スポットも多くあるため、散策にうってつけの宿場町です。
馬籠宿
中山道43番目の宿場町 馬籠宿は、石畳が敷き詰められた坂道の街道が魅力。道の両脇には焼きたての煎餅やおやき、五平餅や昔ながらのカフェが並び、食べ歩きや散策におすすめのスポットです。島崎藤村ゆかりの地としても有名で、藤村の生家である馬籠宿本陣跡が「藤村記念館」として残っています。
妻籠宿
全国で初めて古い街並みを保存した宿場町で、国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定、「郷土環境保全地域」の指定を受けています。高礼場(こうさつば:幕府や領主が定めた法度や掟書などを木の札に書き、掲示しておく場所)が復元されており、江戸時代の建物が残されていることで、江戸時代に迷い込んだよう。
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奈良井宿
宿場時代の町並みが現在までほぼ完全に保存され「伝統的建造物群保存地区」(昭和53年)の指定を受けています。
江戸時代の旅籠そのままの旅館や、公民館として使用されている本陣、上問屋史料館として一般に公開されている問屋の手塚家など、往時の様子を今に伝えています。
また鳥居峠に向かう道は中山道の石畳を復元し、自然遊歩道として整備されています。
奈良井宿 https://www.naraijuku.com/
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